築数十年の平屋の離れの改修工事と合わせ、母屋と離れの間にある広い中庭をリフォームしました。
離れは近い将来、賃貸物件にする計画があったため、お母屋と平屋をやんわりと分けたいというご希望でした。
庭の中心にフォーカルポイントと間仕切りを兼ね納屋を設け、プライベートをそれぞれ確保できるように、平屋側のリビングに面した部分にデッキを作り、ウバメガシという常緑樹で仕切っています。
既存の樹木はできるだけ残し、グレーのレンガで園路を舗装し、母屋の勝手口に面したエリアは広く石のテラスにすることで管理しやすいレイアウトにしています。
広い植栽帯には、新たに生長が比較的遅い中高木を配し、部分的にハマヒサカキのグルーピングを作ることで、メンテナンスを抑えつつ、冬でも見られる庭にしています。
大田区の家
- Date
- 2014
- 施工面積
- 130m2