1本で2色楽しめる
ニオイバンマツリ
ブラジル南部やアルゼンチンが原産で、日本には明治末期に渡来し、漢字では匂蕃茉莉と表記されます。名前にニオイとある通り、花には芳香があります。
春から夏にかけて、強い香りのある花をつける常緑低木です。花付きが良く、開花直後は紫で徐々に薄くなり白へと変わるため、1本で紫と白の花が入り混じって咲く、珍しい品種です。
強い日光は好まず、真夏に直射日光が当たると葉焼けを起こすので、東側や北側など半日程度の日が当たるような場所が良いです。
都心など暖地であれば地植えで越冬も可能ですが、あまり寒くなると葉が落ちるので、軒下や寒風の当たらないような場所が理想的です。
低木ですが比較的大きくなるので、1.5mくらいの幅は確保したいです。伸びすぎた枝を詰め、ボリュームが出すぎた場合は刈り込んでも良いでしょう。
Data
- 植物名
- ニオイバンマツリ
- 学名
- Brunfelsia australis
- 区分
- 常緑低木
- 参考サイズ
- 1~3m

