夏の美しく細やかな青

ケラトスティグマ

中国西部やヒマラヤ、エチオピアが原産のイソマツ科ルリマツリモドキ属(ケラトスティグマ属)の植物で、冬に地上部が枯れる草本性(宿根草)タイプと、茎が残って低木状になるタイプがあります。

夏の暑い時期から花が咲き始め、秋にかけて次々に花芽があがり、小さな青~青紫の花を長期間楽しめます。

最も流通しているのは宿根草のルリマツリモドキ(C. plumbaginoides)で、地下茎を伸ばして横に広がり、花壇やコンテナ、グラウンドカバーとしても使われます。

ブータンルリマツリ(C.griffithii)は常緑~半常緑の低木で、寒い地域では冬に葉が落ちますが、春にはまた新芽が出てきます。

秋が深まってくると花がまだ残った状態で葉が紅葉し、赤い葉の中に小さな青い花が点々と咲く光景が、とても魅力的です。また、花は枯れてもガクが残るので、ドライフラワーのような雰囲気になります。

丈夫で育てやすく、比較的乾燥した環境を好みますが、鉢植えで育てる場合は花時期である夏場の水切れに注意します。ルリマツリモドキは生育旺盛で地下茎で増えるので、伸びすぎたり広がりすぎた場合は切り戻します。

なお、ルリマツリと呼ばれるプルンバーゴ(Plumbago auriculata)とは別属です。

Data

植物名
ケラトスティグマ
学名
Ceratostigma
区分
半常緑低木、宿根草、常緑低木
参考サイズ
20cm~1m

ルリマツリモドキ(C. plumbaginoides)
ルリマツリモドキ(C. plumbaginoides)施工後2年で他を飲み込むほど繁殖している
ルリマツリモドキ(C. plumbaginoides)
ブータンルリマツリ(C.griffithii)
ブータンルリマツリ(C.griffithii)

Ceratostigma

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。