ヤブラン

幅広い環境に適応し、丈夫で手がかからず、常緑性でほぼ一年中同じ草姿を保ってくれるため、古くから緑化や植栽に広く活用されています。

ナンテン

赤い実や竹に似た株の様子から、中国では南天燭、南天竹と呼ばれ、日本名のナンテンの由来になっています。名前から「難を転じる」縁起木として、また毒を消すという意味から食品に葉を添える習慣もあり、昔から生活に根付いています。

ロマンドラ

ヤブランと同じキジカクシ科の植物で、細長くしなやかな葉を持ち、暑さや乾燥にも強く、植栽での活躍の幅も広いです。鉢植えでも育てることができます。

ジャカランダ

熱帯アメリカ原産で、世界三大花木の一つとされているジャカランダ。熱帯や亜熱帯地域では街路樹や公園樹としても使われています。

コルジリネ

東南アジアを中心に、中国南部からオーストラリアやニュージーランドにも自生する熱帯性の植物です。放射状に広がった細い葉が特徴で、南国ムードもあり、そのフォルムはお庭や植栽の中でも存在感を発揮します。

ニューサイラン

美しい草姿で園芸品種も多く、銅葉や紫葉、赤葉など葉色も多彩です。葉を折り曲げたり裂いたりしてアレンジしやすいことから、生け花やフラワーアレンジメントに利用されることも多いようです。

アロエ

品種によって薬用や食用に使われ、とても身近な存在の植物ですが、原種だけで数百種あり、自生地では10cm程度の小型種~20mに育つ大型種まで様々な種類があります。

ギボウシ

日本および東アジアが原産のキジカクシ科の植物で、世界の温帯地域で栽培されています。葉は根元にまとまってつき、大きさや質感、色あいは品種により様々です。花茎を伸ばして、初夏~夏に一日花を多数咲かせます。

プリペット

プリペットの名で流通していますが、本来はプリベット(privet)が正しいようです。軽やかな印象の葉が密に茂るため、生垣や庭木、公園や商業地の植え込みなどにも多用されています。

ムクゲ

ハイビスカスなどと同じアオイ科フヨウ属の落葉樹です。中国原産で、日本には平安時代には渡来していたと言われています。古くから庭木や生け垣として親しまれ、様々な花形や花色の園芸品種が作られています。