神奈川区の庭

リビングとダイニングにL字に面したお庭。
歩道からの目隠しをしつつ、周辺に広がる田んぼや、植木屋の畑など、素晴らしい眺めを借景として取り入れられるよう、エリアごとにフェンスの目地や高さに変化をつけて工夫しました。高さのあるフェンスの控え梁や柱をパーゴラや機能門柱としても利用しています。
庭には掃き出し窓から外に出やすいようにウッドデッキを設置。部屋のフロアレベルが高いので、デッキは直後腰掛けて、芝のスペースのベンチとしても機能しています。
植栽は、奥様の趣味のドライフラワーアレンジメントや、お子さんたちと収穫が楽しめる果樹で構成し、フェンスの端材を利用した菜園枠を設置しました。全体を覆うフェンスにも、香りのいいトウテイカカズラやツキヌキニンドウのほか、ブドウやブラックベリー、パッションフルーツなどを植栽し、収穫を楽しんでいただいています。

千代田区のルーフガーデン

皇居に近いオフィスビルの屋上。オーナーの住居に面した部分が庭になっています。定期的にメンテナンスを行っており、竣工後既に13年が経過しています。ビルの建て替えに伴い屋上部分の計画をご依頼いただきました。旧ビルの屋上に植えてあった夏みかんの木を活かすため、解体前にクレーンで降ろす作業から行われ、数年がかりのプロジェクトでした。
工事全体はゼネコンが担い、屋上部分のレイアウトや資材、備品などの全体プランニング・監修と植栽計画、また植栽や水栓など一部の工事を行いました。土壌厚も1m以上取り、敷地全体に潅水装置も敷設したことで、都心の屋上とは思えないほど植物も良く育っています。毎年たくさん実る夏みかんでオーナー様がジャムを作られています。ムタビリスやアイスバーグなどのバラも旺盛に育っています。

名古屋市の庭

閑静な住宅街の一角。お庭はお子さん達と遊べるように、シンプルに広く使えるスペースにしたいというご要望でした。道路からの目隠しのため常緑のシマトネリコを道路沿いに列植し、足元はアジサイやヒメウツギなど、花が楽しめる低木や多年草類で構成しています。
庭の奥の部分には2.5坪ほどのガーデンシェッドを設けました。緑の中で映えるようにレッドシダーの外壁材を白のステインで仕上げ、古いフランス製の窓と黒く塗られた瓦が印象的な建物になりました。室内には冷蔵庫なども置けるようにコンセントや手洗い用の流しも設置してあります。
道路から玄関まで高低差があるため、アプローチはバリアフリーとしても使えるようにしたいというご希望でしたので、緩いステップと共にスロープを併用しています。高い壁の印象を和らげるため、植栽帯を広く設け、フェンスや花壇にも木材を取り入れて、外構全体から感じるハードな印象を抑えるようにしました。

目黒区の庭

都内の閑静な住宅街にある一軒家。
周りに高い建物の少ない立地で、見晴らしと広い空を満喫できる屋上と、そのアプローチでもあるリビングに面したテラス。そして、地下のドライエリアを利用したサンクンガーデンへ植栽を行いました。

屋上にはもともとプランターが設置されていましたが、視界を妨げない程度で数を増やし、どの視界からもグリーンを感じられるようなレイアウトを作りました。
もとはシマトネリコが植栽されていましたが、強い日照や風のため状態が良くなく、今回はそれらの条件により高い耐性と、見晴らしや風を考慮し適正な樹高2.0m~2.5m程度に設定したうえで、その高さで見栄えのする樹形となるものを選び、植え替えをおこなっています。さらに自動潅水機も設置しメンテナンス性への対策もおこなっています。

サンクンガーデンは一面のガラスで屋内と仕切られており、屋内の視覚からは、白い壁が明るい印象の余白となるよう、シンプルな配置で植栽を行いました。
もともとのウッドデッキ貼りが朽ちてしまい、また周辺から落ち込んでくる落ち葉の掃除が大変との事も大きな問題でしたが、
タイル貼りにすることで耐久面とメンテナンス面での性能向上を図りつつ、
壁の白と相まって、シンプルな構図を強調しています。

中区の庭

玄関のある私道より半階ほど低いリビングに面したお庭。
道路や隣家からの視線を隠しつつ、それぞれの窓から植物が見えることがご要望だったため、上からの目線が気になる部分にウッドフェンスやパーゴラを設置し、アカシア・ディアネイやブラックティーツリー、シマグミなどの常緑樹を植栽しました。
動線になる2つの掃き出し窓から出やすくなる様に全面にウッドデッキを作り、半分を低いフェンスで囲い、造作ベンチや日よけのタープを配置した、ゆっくりと過ごすプライベートなスペースとして、もう半分は植栽帯へと続くアプローチの役割を果たし、抜けのある手摺脇に植栽帯を設けることで、室内からの景色にグリーンの彩りを添えています。
お庭ができてから、奥様はフラワーアレンジメント教室に通われ、庭の植物をリースや切り花として楽しんでいただいていたり、ご主人様からご要望があり植えたロサ・エグランテリアの実でローズヒップティーを作ったり、小中高と学年の違う3人のお子さんも、ハンモックで遊んだり、宿題をしたり、ご家族皆さんでご活用していただいているようです

南青山の商業施設

都心の一等地南青山の商業施設。
敷地全体もそれほど広くはないですが、道路面、中庭、中二階、バルコニーと植栽スペースが全体にあるので、植物とビルが一体となるようなつくりになっています。一階がキャラクターショップなので、通年緑が溢れ、楽しい感じになるような植栽構成にしました。
ファサードにはシルバーティーツリー、ユーカリ・レッドガム、メラレウカ・レボリューションゴールドと葉色の異なる樹木を3種選んでいます。2坪程度の中庭の中心には、2階の窓越しからも眺められ、冬期は落葉して日が差し込むよう4m程のナツメを入れました。足元にはカレックス・エヴァリロ、シェフレラ・コンパクタ、シルクジャスミンなど特に耐陰性の強い植物を選んでおり、かなり日照条件の悪い環境ですが6年経過後も生育しています。
通路には大きさの異なる黒レンガを加工して丸みを出し、小道のような舗装にしました。目地には当初ダイコンドラの種を播き、2~3年は維持できていましたが今はなくなってしまっています。中二階の通路の植物もいくつかは淘汰されてしまいましたが、人工土壌ど相性が良い植物達はしっかり根付いてくれました。

鎌倉市の庭

海に徒歩で行ける湘南の高台エリア。中古の戸建てをご購入され、内装、外構ともに少しづつ手を入れて住まわれています。2017年にお声がけいただき、一期工事は中庭の鉄骨階段とテラス、二期目はアプローチ部分から駐車場、中庭部分の改修工事を行いました。

1・2階を繋ぐ階段の中間に位置する踊り場に掃き出し窓がありましたが、購入されたときには外階段はない状態でした。庭へは動線がなく、玄関側からしか行けないようになっていたため、その部分から着手することになりました。海沿いのため溶融亜鉛メッキの鉄骨造躯体に塗装をし、テラス、階段のステップ共床面はイペ材を使用しています。堅牢なつくりでありながら、木材の素材感が印象を和らげる仕様にしています。テラス上部にはパーゴラも設け、フジで緑陰を作っています。

玄関側のウッドデッキが老朽化したのと駐車場部分を拡張するために2020年に二期工事を行いました。カントリー調から少しクラシックな印象にと言うご要望から、建物に合わせ玄関を中心にシンメトリーにアールの階段を両サイドに設けました。手摺りとフェンスにはスチール無垢材を使用し、ギボシは表札に合わせたゴールドの塗装を施しました。駐車場は傾斜がきつかったため、一度舗装部分を壊し床面を下げ、車二台が十分に止められるように奥行きも拡張しています。アプローチ全体と駐車場はベルギーからの輸入スライスレンガをヘリンボーン張りで敷き詰めています。

中庭側も二期目で、外周フェンスと生け垣をつくり、元々あった菜園エリアも腐っていた枕木からレンガに替えました既存のアンズやミカンなどの樹木も移植、整理を行い、植込みも全体的に整備しました。庭の中心で目立っていた物置は鉄骨のテラスの下に移設し、下部全体を収納スペースとして活用できるようにウッドフェンスで覆っています。また、水栓部分も改修し、自動潅水装置も設置することで広範囲の水やりの負担がなくなり、奥様にも喜んでいただいています。

青葉区の庭

リビングに面した幅5m奥行き3mほどのお庭。
道路から庭と室内を隠しつつ、植物を楽しめるスペースにというご要望のため、道路沿いに木製の目隠しフェンスを作りました。
室内から見るとかなり高さが必要なため、ツルを誘引できるように板を渡し、上部は植物で目隠しになるような形にしています。
道路側にはコンボルブルスをフェンスと擁壁の間に植え、下垂することでフェンスの圧迫感を和らげています。
庭には掃き出し窓から外に出られるようにウッドデッキを設置。
スペースが限られているため、作り付けのベンチは駐車場に張り出し、ベンチの下に板金を施し、自転車が置けるスペースにしています。
ツルハナナスやスタージャスミンなどの常緑ツル性植物を中心にクレマチスやブラックベリーなどもフェンスに這わせ、植物のボリュームを保っています。
周りを気にせず過ごせるウッドデッキがとても活躍しているとおっしゃっていただいています。

港北区の庭

通学路に面したフロントガーデン。
玄関へのアプローチと駐車スペースを一つの庭スペースの中に落とし込みました。

駐車スペースとアプローチ部分を明確に分けず、スペース全体を庭と捉えられるようにプランニングしました。
オープンな外構構成にしながら、一部に低めのウッドフェンスを設ける事で、植栽の背景としての役割も担いつつ、裏のスペースを作り、ゴミ箱や自転車を道路から見えにくくしています。
玄関を出てすぐの三和土のスペースもシンボルツリーで緩やかに目線を遮り、オープン感とプライベート感の両立を図っています。
家の裏側にあたる犬走りへの動線もゲートの設置位置をセットバックさせる事で、小径の両サイドの植栽スペースを確保しています。
家の両サイド、家の正面に植栽スペースを設ける事で、植物に囲まれた庭に車を置き、植物の間を抜けるアプローチという空間構成を目指しました。

登下校時の小学生を始め、近隣の方とも共有してもらえるような開かれた庭として楽しんで頂けるといいなと思います。

鎌倉市の庭

建物に付随した外構やウッドデッキ部分は建物と共に行われる計画だったため、植栽を中心に行いました。
南向きの高台にあるため風通しと日当たりが良く、植物には好条件でしたが、海に近いエリアのため、耐潮性のある植物で構成しています。
カリステモンやティーツリーなどの高木をメインに、ニューサイランやロマンドラのようなフォルムが特徴的な常緑性の植物をポイントにしています。
北側のパーキングエリアや玄関側のアプローチにも、海をイメージさせる石張りの壁に合わせ、強い印象のアガベやコルジリネ、ドラセナなどを配植しました。
芝刈りや日々のお手入れも、ご夫婦でとてもきれいに行っていらっしゃいます。