鎌倉市の庭

海に徒歩で行ける湘南の高台エリア。中古の戸建てをご購入され、内装、外構ともに少しづつ手を入れて住まわれています。2017年にお声がけいただき、一期工事は中庭の鉄骨階段とテラス、二期目はアプローチ部分から駐車場、中庭部分の改修工事を行いました。

1・2階を繋ぐ階段の中間に位置する踊り場に掃き出し窓がありましたが、購入されたときには外階段はない状態でした。庭へは動線がなく、玄関側からしか行けないようになっていたため、その部分から着手することになりました。海沿いのため溶融亜鉛メッキの鉄骨造躯体に塗装をし、テラス、階段のステップ共床面はイペ材を使用しています。堅牢なつくりでありながら、木材の素材感が印象を和らげる仕様にしています。テラス上部にはパーゴラも設け、フジで緑陰を作っています。

玄関側のウッドデッキが老朽化したのと駐車場部分を拡張するために2020年に二期工事を行いました。カントリー調から少しクラシックな印象にと言うご要望から、建物に合わせ玄関を中心にシンメトリーにアールの階段を両サイドに設けました。手摺りとフェンスにはスチール無垢材を使用し、ギボシは表札に合わせたゴールドの塗装を施しました。駐車場は傾斜がきつかったため、一度舗装部分を壊し床面を下げ、車二台が十分に止められるように奥行きも拡張しています。アプローチ全体と駐車場はベルギーからの輸入スライスレンガをヘリンボーン張りで敷き詰めています。

中庭側も二期目で、外周フェンスと生け垣をつくり、元々あった菜園エリアも腐っていた枕木からレンガに替えました既存のアンズやミカンなどの樹木も移植、整理を行い、植込みも全体的に整備しました。庭の中心で目立っていた物置は鉄骨のテラスの下に移設し、下部全体を収納スペースとして活用できるようにウッドフェンスで覆っています。また、水栓部分も改修し、自動潅水装置も設置することで広範囲の水やりの負担がなくなり、奥様にも喜んでいただいています。