ニリンソウ

早春の林の足元、斑点のある丸みを帯びた切れ込みの深い葉が肩を寄せ合うように群生を作る姿が見に止まります。
てっぺんに着く葉の中心部分から花芽を立ち上げ咲かせる純白の花は、落ち葉の敷き詰められた林床に春の訪れを告げてくれます。

タチツボスミレ

’スミレ’という言葉は私たちの生活の中では何かと身近な音となっていますが、改めてこの小さな花と増遇すると、何だか物語の中の人物に出会ったような不思議な感覚を覚えます。
そして、その音から連想される’可憐’や’凛とした’といった形容を、実際の形として鮮明に体感させてくれる気がします。