春に咲き香るクレマチス

クレマチス アーマンディー

クレマチスというと長期間にわたって次々と花を咲かせる四季咲きタイプが多いですが、アーマンディーは春に咲くタイプ。甘く良い香りの花、丈夫で育てやすい点も魅力です。

クレマチスの中でも-10℃くらいまで耐寒性があり、花付きも良いおすすめの品種です。

性質は丈夫で、大きくなるので地植え向きです。ツルは太くなり、葉も他のクレマチスと比べ大きいです。小さいアーチやパーゴラだとボリュームが出すぎてしまうので、広い壁面に誘引すると良いでしょう。

梅雨以降、葉腋(葉と茎の接するところ)に花芽がつき、翌年春に香りの良い白い花が咲きます。

剪定は込み入ったところを間引く程度ですが、梅雨までに行うようにします。

有機質に富んだ湿り気のある水はけの良い土壌が理想的です。午前中だけ日が当たる程度の場所でも十分開花します。

葉の先端が黒くなった場合は病気なのでカットして、菌が広がらないようにします。

Data

植物名
クレマチス アーマンディー
学名
Clematis armandii
区分
常緑ツル性
参考サイズ
5~10m

アーマンディー
アップルブロッサム C.armandii 'Apple blossom'
アップルブロッサム C.armandii 'Apple blossom'

Clematis armandii

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。