一株移的濃薄桃色。

バラ・ムタビリス

アプリコットピンクから濃いピンクへ、色変わりしながら咲き続ける丈夫な一重のバラです。

チャイナローズと呼ばれる中国バラの系統の品種で、四季咲き性なので気温が高ければ咲き続けます。
人の高さ位まで伸び、葉張りも2m位に広がるので、ウツギやコデマリのようなボリュームのでる低木として、スペースを広くとって利用すると良いです。

目立った虫や病気はほとんどなく、性質は強健で育てやすいです。
花は咲き始めから色が徐々に濃くなるので、一株で花色がいくつも楽しめるのも魅力のひとつ。

いわゆるバラのゴージャス感はありませんが、ひらひらとした花びらが印象的で、      
冬も暖かければ葉が残るので、庭の骨格を担うにはお勧めです。

yukihiro-matsuda

Data

植物名
バラ・ムタビリス
学名
Rosa chinensis Mutabilis
区分
半常緑低木
参考サイズ
1m~1.5m

ビルの屋上で元気に育っている。(東京都23区 6月上旬)
植栽後3年目には幅2m近くに広がる。(東京都23区 4月下旬)

Rosa chinensis Mutabilis

Last Modified at / Published at

植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。