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秋植え球根の販売を開始しました。

秋の序章ともいえるキンモクセイの香りもひと段落して、秋本番といった季節となりました。つい先日までの厳しい残暑も嘘のように大分肌寒さを感じるようになりましたね。

秋植え球根の多くは、地中の温度が下がってきた今くらいの時期からが植付けの適期。
その後冬の寒さを経験させることで開花へのスイッチが入り春に花を咲かせます。

秋ならではの楽しみの一つとして、春に咲く花を想像しながら球根を植えてみるのもなかなか乙なものです。

球根植物の愉しみ。

花を咲かせることは植物にとって一大イベント。
球根は、植物が過ごしやすい季節のうちにそのイベントへ向けて準備を整え、環境が厳しくなる季節でも耐えられるように大切に保管したカプセルのようなものです。

そのため、そこからは花を咲かせるまでの育てる手間が殆どかからず、園芸好きな方はもちろん初心者の方に楽しんでいただくのにもお勧めです。

秋植えの球根植物の代表的な仲間を紹介させていただきます。

チューリップ

日本人の多くの方がこの花の歌を口ずさんだことがあるのではないでしょうか?
アジアからアフリカにかけてが原産のユリ科の植物で、日本だけでなく世界中で人気の球根植物の大定番です。
その分品種の数も膨大で、可愛らしいものからシックなもの。最近では野趣を感じさせる原種系のものも大変人気です。

マウントタコマ

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原種系スイセン トルケスタニカ

原種系チューリップstore

スイセン

地中海沿岸原産のヒガンバナ科の植物
早春のまだ寒さの厳しい時期に爽やかな香りとともに白い花を咲かせる日本水仙が日本でも古くから親しまれています。
世界中でも親しまれ、品種も多く作出されています。
一度植えると数年にわたり毎年花を咲かせるものも多いので、宿根草のような感覚で扱えるのもうれしいです。

デルナショー

スイセンstore

ムスカリ

青く丸い小粒の花が穂状につく可愛らしい姿が人気のキジカクシ科の植物。
白、水色、ピンクなど色のバリエーションもあり色のグラデーションを楽しめます。
宿根性があり、植えたままでも毎年花を咲かせてれるものも多く、庭植えにもお勧めです。

バレリ-フィネス

ムスカリstore

ユリ

日本にも自生種が多く存在する植物。
存在感のある花が人気で、他の秋植え球根に比べて開花時期が遅く時期をずらして長い期間花を愉しむ構成も面白いです。
また葉も夏を越して秋まで茂るのでリーフプランツとしてもお庭の彩になります。
半日蔭のような場所でもきれいに花を咲かせてくれるものが多いのもうれしいです。

スイートサレンダー

ユリstore

クロッカス

地中海沿岸原産のアヤメ科の植物。
早春のまだほかの植物の色味が乏しい時期に花を咲かせ、春の訪れを告げてくれます。
一度植えると毎年花を咲かせてくれる宿根性が強いので、お庭の植栽にもお勧めです。

ジャンヌダルク

クロッカスstore

アリウム

ネギの仲間で、鮮やかな色味と独特の形状にファンが多い植物。
この花が咲くとお庭がいつもと違う雰囲気になります。
ニューサイランやユッカ、ヤシなどオーナメンタルな植物と併せても面白いです。

シューベルティ、ギガンチウム

アリウムtore

シラー

釣り鐘状の小さな花が人気のキジカクシ科の植物です。
楚々とした雰囲気でナチュラルな雰囲気のお庭によく合います。
宿根性が強く、一度植えると毎年咲いてくれるのもうれしいところ。

シラー カンパニュラータ(ヒスパニカ)

シラーstore

ヒヤシンス

鮮やかな色味で、大型の穂状になる見ごたえのある花が人気のキジカクシ科の植物。
鉢や庭植えはもちろん、大型でしずく型の球根が水耕栽培でも扱いやすく定番となっています。

ブルートロフィー

ヒヤシンスstore

球根は土に植える鉢植えや庭植えの他、礫耕や水耕など様々形で花を咲かせることが出来ます。
花も様々ですし、それぞれお好みの形で楽しんでいただけるのが球根植物栽培の醍醐味です。

そんな球根植物の事生活の傍らで楽しいでいただくアイディアをご紹介していますので、宜しければご参考にしてみてください。

Author

kensuke-watanabe

BROCANTEのガーデンプランナー。 ''Seeding''ディレクター