定番人気のアロマな植物

ユーカリ

世界に600種類ほどあり、灰緑色の葉が美しい品種の多いユーカリ。建築材としても利用されています。

葉にはシネオールという精油成分を多く含み、スッとする芳香があって、アロマにも活用されています。

スピニングガムやグニ―のように、小さい幼葉時には葉の形が丸くても、成葉になると細長い形状に変わってしまうものが多いため、春に株元で切り戻したり(コピシング)、幹の途中で切り戻したり(ポラード)して新しい枝を吹かし、木の大きさや葉の形を維持する剪定方法も行われます。

生長が非常に早く、放任すると家庭では維持が難しいため、春先に前述の剪定方法や強剪定を行い、サイズをコントロールする必要があります。

大きさを維持するには鉢植えのほうが管理がしやすいですが、コガネムシの幼虫が鉢内で繁殖することも多く、葉の状態が悪くなったり枯れ込んできた場合は土の中を掘り、虫が出てきたら捕殺するか薬剤で処理します。

Data

植物名
ユーカリ
学名
Eucalyptus
区分
常緑高木
参考サイズ
5~30m

スピニングガム E.perriniana
グニ― E.gunnii
リバーレッドガム E.camaldulensis
ポポラス E.polyanthemos

Eucalyptus

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。