彩り豊かなカエデ

ネグンドカエデ フラミンゴ

北アメリカ原産で、現地では街路樹として古くから親しまれているネグンドカエデ。こちらのフラミンゴは新芽のピンクや斑入りの葉など、観葉植物のような葉色が美しい品種です。

葉に白い覆輪の斑が入り、新芽はピンクがかるため、花が咲いているような華やかな姿を長期間楽しめます。

丈夫で萌芽力も強いため、強剪定で小さく管理することもできます。ヨーロッパでは、冬に幹の途中で切るポラードや根元で切るコピシングという剪定方法で葉を茂らせ、低木のように仕立てることもあります。

斑が入らない枝が伸びてきた場合は、幹部分から切除します。落葉期の枝ぶりは日本のカエデと比べると良くありませんが、大きな鉢でも管理できるので、ベランダなどでも活用できます。春に緩効性肥料を施すと生育が良くなります。

太くなるとカミキリムシが幹につくことがあるので、注意が必要です。

Data

植物名
ネグンドカエデ フラミンゴ
学名
Acer negundo 'Flamingo'
区分
落葉高木
参考サイズ
3~10m

Acer negundo 'Flamingo'

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。