都会派常緑低木のニュースタンダード

ウエストリンギア

細かい葉が軽やかな印象で花付きもよく、時期になると可愛らしい小花が全体に散りばめらえるように咲きます。
樹形も形がまとまり易く、コンパクトに仕立てられるため、鉢植えや花壇など限られたスペースの植栽でも無理なく管理できお勧めです。

通称オーストラリアンローズマリー呼ばれることもあり、なるほどローズマリーとよく似た風貌です。
ローズマリーより葉が細かく軽やかな印象で、自然樹形でも形がまとまりやすく、雑然としすぎないナチュラルなテイストから、刈り込んでスタンダート仕立てのようなフォーマルなテイストにも仕立てられます。

花の色で若干形質が異なり、白花は葉が青みがかって全体的にトーンが明るく、葉の付き方も密になり、よりまとまった形となります。
紫花のものは、少しグレーから紫がかった葉色で白花のものよりも葉の密度が軽く、背丈の高さも出やすい傾向があります。

目立った病虫害もなく育てやすい印象ですが、一度水が切れると一気に葉が枯れこんでいってしまうので、鉢植えなどでは特に気を付けて置いた方がよいです。
また、耐寒性もあまり強くなく、紫花の品種は埼玉南部でも郊外だと冬は傷みが出て、枯れてしまうものも多いそうです。
白花の方は比較的耐寒性が強く、外での鉢植えの管理などは、こちらの方がお勧めです。

オーストラリア原産でウエストリンギア属自体は様々な種がありますが、日本でウエストリンギアと呼ばれ流通している物はWestringia fruticosa種で現地ではCoast rosemaryと呼ばれているものとなります。

Data

植物名
ウエストリンギア
学名
westringia fruticosa
他の名前・俗称
オーストラリアンローズマリー
区分
常緑
参考サイズ
0.5~1.5m

白花品種、比較的成長が緩やかで形もまとまり易い。(神奈川県北東部4月中旬)
紫花品種、ウエストリンギアの中では比較的高さも出やすい(千葉県北西部、2月下旬)
花もローズマリーに似ている。(千葉県北西部、2月下旬)
斑入り品種もある。

westringia fruticosa

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。