その魅力、名前の枠にとどまらず。
カシワバアジサイ
背丈位の手ごろなサイズ感と手間いらず。
花期も長くちょっと陰るエリアでもポテンシャルを存分に発揮してくれます。
単純にカシワのような葉ということだけでなく、様々な面で本家アジサイと異なった魅力を兼ね備えていて、確立された個性を感じさせてくれる存在です。
アジサイとは少し違った趣のカシワバアジサイ。
これも20年近く前に住んでいた家からお店に移植してかれこれ17~18年経ちますが優秀です。
名前の通り柏に似た葉を持ち、成長は比較的緩やかで、背丈ぐらいまで大きくできるスペースがあれば、放任して育てるには最適です。
手ごろな大きさを保ちながら、初夏から咲いた花は白から徐々に色変わりし、淡いピンクに変わります。
一重のスノークィーンや矮性のピーウィー、八重のスノーフレーク、団子状に咲くハーモニーなどありますが、個人的には一重種が好みです。他の品種は花が大きくなりすぎて垂れ下がってしまうのですが、一重種は円錐形の形を上向きに保ち、見ごたえがあります。
日当たりがあまり悪いと花付きが悪くなるので、半日くらい日があたるところに植えると夏場の葉焼けも起こし難く、良い状態が保てます。
年一回でも固形の肥料を播いておけば、花も小さくならず写真のような感じが保てます。
あまりイメージがありませんが秋の紅葉もきれいです。大ぶりの葉が鮮やかに染まる姿はとても見ごたえがあります。
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Data
- 植物名
- カシワバアジサイ
- 学名
- Hydrangea quercifolia
- 区分
- 落葉
- 参考サイズ
- 1.5~2.5m