ヤマボウシ仲間①
ジョウリョクヤマボウシ ヒマラヤ
中国大陸~ヒマラヤ原産で、日本にも自生する落葉樹のヤマボウシの仲間ですが、こちらは名前の通り常緑です。ヤマボウシの果実は食用になることで知られており、本種も同様でジャムなどに加工しても楽しめます。
葉の厚みが薄く、照りもあまりないので、ホンコンエンシスよりも落葉樹に近い柔らかい印象になります。大きく育てられるならこちらがおすすめです。
常緑性で、-15℃近くまでの耐寒性がありますが、寒冷地では落葉します。
初夏に白系の花が咲き、その後、実をつけます。完熟した実は生でも食べられ、甘くねっとりとした食感です。冬期に紫がかった赤みを帯び紅葉し、春先に古い葉がかなり落ちます。
目立った病虫害もなく、生育も特に早くないので、庭木としては扱いやすいです。
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Data
- 植物名
- ジョウリョクヤマボウシ ヒマラヤ
- 学名
- Cornus capitata
- 区分
- 常緑高木
- 参考サイズ
- 5~12m

