ブラシのようなタワシのような

バンクシア

オーストラリアに73種が分布する、ヤマモガシ科の常緑低木~高木。ブラシ状のユニークな花がとても魅力的です。

多くの品種が水はけの良い酸性土で育ち、乾燥を好みますが、一部湿地性の品種もあります。
オーストラリア東部は関東以西の太平洋岸の気候に近いため、東側原産種を選べば育てやすいです。

コースト バンクシアは、沿岸(コースト)の名前のとおり耐潮性が非常に強く、現地では防潮や侵食防止にも使われます。水はけの良い土壌を好み、生長は早めで10m以上になる高木ですが、強剪定もできるため大きさのコントロールはしやすく、鉢植えで小さく育てることもできます。

ヘアピン バンクシアはオレンジ色の花が咲きます。水はけの良い土壌を好み、1~3m程度になる低木で生長も遅いため剪定は整枝する程度で、狭いスペースや鉢植えにも向いています。

バンクシア全般はリン酸分の少ない土壌に育つため、根毛が試験管用のブラシのように生えるクラスター根という特殊な根の構造を持ち、リン酸分が効率的に吸収できるようになっています。そのため、リン酸分の多い肥料を与えると逆に根を傷めてしまうので、注意が必要です。

Data

植物名
バンクシア
学名
Banksia
他の名前・俗称
バンクシャー
区分
常緑低木~高木
参考サイズ
1.5~15m

コースト バンクシア B.integrifolia
コースト バンクシア B.integrifolia
ヘアピン バンクシア B.spinulosa
ヘアピン バンクシア B.spinulosa

Banksia

Last Modified at / Published at

植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。