超メジャーな陰樹
ヤツデ
誰でも一度は見たことがあると言えるくらい、庭木としても昔から親しまれているヤツデ。代表的な陰樹で、存在感のある大きな美しい葉はシェードガーデンでも重宝されます。
手のような葉の形が特異な日本原産の常緑低木。実生でも広がるため、日本だとどこにても生えている印象を受けますが、ヨーロッパでは非常に人気があり、特に耐陰性、耐寒性ともにあるので、商業施設や公園、庭園などによく使われているのを目にします。
地際から幹が多数立ち上がり株立ちになります。11~12月に球状のクリーム色の花が咲き、その後実がなり、初夏にかけて黒く熟します。
覆輪斑が入るものや網目状に白斑が入るものなど、園芸品種は特に美しく、植栽帯の中でのポイントにもなります。
日向から日陰まで幅広く使え、目立った病虫害もありません。鉢植えでも面白いです。
Data
- 植物名
- ヤツデ
- 学名
- Fatsia japonica
- 区分
- 常緑低木
- 参考サイズ
- 1~3m

