Works 046

都心にほど近い閑静な住宅街。
限られた敷地でも庭のある生活を楽しみたいという思いを形にしたお庭です。
純粋に庭と呼べるスペースは4坪ほどですが、駐車場に利用するスペースの舗装をラフな砂利舗装とすることで、植物の変化が入り込む余地をつくり、庭の雰囲気と溶け込むようにしたり、
アプローチの舗装材を平滑で安定しやすいコンクリートの平板を採用することで、隣接する芝生のスペースと一体としても使用できるような汎用性を持たせ、限られた中でも庭の楽しみを創造してゆく余白を作りだしています。
また、視線の移り変わりに富むアプローチ取りや植栽帯に土を盛り意識的に起伏を作ることで、スペースの区切りや立体感が産まれ、バエティに富んだ景色を感じることができます。
フェンスや舗装材などに使用する素材は、その素材のありのままを感じさせるような仕上げを採用し、植物の様子が際立つような雰囲気を意識しています。
お施主様も新居への引っ越しを期に自身でも様々な植物を植えたりボタニカルライフを満喫されているようです。

Date:
2018
Type:
新築戸建

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