Works 117
大きな樹木が街の風景の中で美観の一翼を担いつつも商業施設のファサードとして注目を引き付ける役割を果たし、シンプルに表記された看板文字要素を対しても引き立てるフレームとして機能することで、自然と注目を得られるように配置を設計しています。
また、正面扉脇のプランターの配置においてはシンメトリーを作る事で統制の取れた安定感とともに HEABEL HAUSの高い信頼性を感じられることを意識しました。
植物と共に用いられている石は、時と共に変化する動的な植物に対し、変らない静的要素を担い ALL FOR LONGLIFEの思想を下支えする安定感を表現しています。
また、古来より日本において建築物を長持ちさせるための役割として用いられてきた銅を意匠のアクセントとして用いることで ALL FOR LONGLIFEの思想へのオマージュ的な意味合いも込めています。
最近日本では、インバウンドの影響下ラグジュアリー層の好む宿泊施設などで和の設えを感じさせるものが多くなっており、その他の国内のデザインムーブメントにも和風を素性の良いものとして見直す傾向が産まれつつあります。
今回も植物の選定にはトクサ、ハラン、リュウノヒゲなど日本庭園など、この気候風土で多く用いられてきた植物をベース構成と用いつつ、テイストの幅を押し広げ、湘南というカルチュラルなイメージや上記の機能を果たす植物を検討した結果、新しいものとして人気の定着してきている、オーストラリア(メラレウカ、ディアネラ)・中南米(アガベ、フェイジョア)・南アフリカ原産(ロドコマ)など多様な出自のものも用いて、表現する植栽構成となっています。
- Date:
- 2025
- Area:
- 40m2
- Type:
- 店舗・施設