【スタッフ食日記】コブミカンの葉で 手軽にタイ気分
Seedingでも販売している、コブミカン(バイマクル―)。
こぶみかんの葉といえば、グリーンカレーやトムヤムクンなどのタイ料理でお馴染みのハーブです。葉を指でこするだけで、柑橘の爽やかさだけじゃない独特な良い香りを漂わせます。
せっかくなのでスタッフのお昼ごはんに、コブミカンの葉を使ってみることにしました。
なお、こちらの記事に「Recipe」とタグ付けしていますが、ほぼレシピは出てきません。
今回は某無印さんのお力を勝手にお借りして、レトルトで手軽にタイ気分を味わうというコンセプトです…!(超簡単な、切って混ぜるだけサラダは作ります。)
葉を摘むところからが 料理の始まり
どの葉がいいかなぁとは考えつつも、ほぼ無心で葉を摘む時間。摘んでいるだけでも爽やかな香りが漂い、これがなかなか良い気分転換になります。そして摘んでるだけでも、もう料理は始まっています…!
煮込むだけ、刻んで混ぜるだけの 簡単ひと手間
レトルトのグリーンカレーの中身を鍋に入れ、コブミカンの葉を細かくちぎって煮込んでみます。
もともとレトルトの原材料にも使われていますが、より風味が増すのではないかと期待を込めつつグツグツ…
カレーを煮込んでる間に、張りきって簡単サラダを作ります。この写真を撮ってくれているスタッフ・宮下によるレシピです。
こぶみかんの葉っぱサラダ(材料)
※小鉢で4人分くらいになりました、というざっくりな量です…お察しください。
・パクチー 片手で掴めるくらいの束(3株くらい?)
・ルッコラ パクチーと同量くらい
・コブミカンの葉 パクチーに香り負けしないくらいの量(10枚くらい?)
・ミニトマト 1パック弱
・白身魚のお刺身(今回は鯛の切り身)1パック
・オリーブオイル 適量
・ハーブビネガー(本来はレモンやライム果汁、今回は代用です)適量
・岩塩 適量
作り方
1.パクチー、ルッコラ、コブミカンの葉はそれぞれ適当に細かく刻む。深く考えず、ひたすら刻みましょう。コブミカンの葉を細かく刻むと、香りが立ってきます。
2.お刺身は削ぎ切り、ミニトマトは1/4にカットして上記1.で切った材料と混ぜます。
3.オリーブオイルを全体にまぶしたら、味をみながらハーブビネガーと岩塩を適量入れ、よく混ぜ合わせて完成!
すべてにおいてざっくり、刻む、切る、味付けして混ぜるだけの簡単サラダ。これなら普段料理をしない私でも、やればできる・・・!
グリーンカレーとサラダを盛り付けて、出来あがりです!
お味は、それはもうグリーンカレーは皆さまご存じの通り、なかなか辛くて美味しいのですが、コブミカンを入れたことで香りとフレッシュさが増し増しで、タイ料理食べてるなぁーという気分も高まって更に美味しくいただけました。サラダもオリーブオイルや岩塩といったシンプルな味付けが、フレッシュなハーブの風味をしっかり引き出してくれていて、とても美味しかったです!
おまけで、同じく原材料にコブミカンが記載されていたレッドカレーのレトルトにも葉を加えてみたり。
今回はスタッフのお昼ごはんのレトルトにコブミカンの葉を加える、というとても簡単なところからスタートしてみましたが、育てている植物が料理となって、私たちに美味しさや楽しさ、癒しの香りを運んでくれることをとても嬉しく感じ、ゆくゆく日々の暮らしに取り入れられたら素敵だなぁなんて、ぼんやりと思いました。単純に、どんな味がするんだろう?という思いつきで葉っぱをそのまま食べるという、子供の頃の好奇心みたいなところの楽しさもありました。
気になったら、できるところから取り入れてみる。頑張りすぎず、そんな風に植物とも付き合っていけたらなと思います。
photo by tamie miyashita