'ワイルド' なのに育てやすい

ワイルドブルーベリー

アメリカ原産の常緑性のブルーベリー。コンパクトにまとまり、手間がかからず育てやすいところも魅力です。

葉の観賞価値が高く、実も楽しめる常緑性のブルーベリーです。1cmほどの小さく青白い美しい葉を持ち、初夏~夏にかけて釣鐘状の花をつけた後、実がなります。

実は生食もできますが、落葉性のブルーベリーに比べると小さく、ジャムなどの加工用に向いています。

サイズもコンパクトにまとまるので、植栽帯の手前などに数株まとめて植えると葉色が際立ちます。

半日陰でも生育し、ピートモスをよく鋤き込んだ、やや酸性の保水と水はけを兼ねた土壌が理想的です。剪定はほとんど必要なく枯れ枝を取る程度で、目立った病虫害もありません。年に1~2回、ピートモスを株元に埋めると良いでしょう。

Data

植物名
ワイルドブルーベリー
学名
Vaccinium darrowii
他の名前・俗称
ネイティブブルーベリージョウリョクブルーベリー
区分
常緑低木
参考サイズ
50cm~1m

Vaccinium darrowii

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。