眠るように葉を閉じます
ネムノキ
日本にも自生する暖地性の落葉高木で、樹皮は生薬として鎮痛などに利用されています。葉色の美しい銅葉種もあります。
夕方に葉が閉じて垂れ下がる就眠運動を行うことから、ネムノキと呼ばれます。
細かい葉と開帳性の枝ぶりが全体的に柔らかい印象で、6~8月の夕方にピンク色の刷毛のような花が咲き華やかです。
他のマメ科と同じように、根に根粒菌が共生して窒素を得るため、やせ地にも適応できます。落ち葉は土を肥沃にし、耐潮性もあるため海岸沿いの緑化にも使われます。
生長は比較的早いが萌芽力が弱く、移植や強剪定を嫌うので、放任して育てられる場所が望ましいです。
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Data
- 植物名
- ネムノキ
- 学名
- Albizia julibrissin
- 区分
- 落葉高木
- 参考サイズ
- 3~10m