こんもりワサワサな緑

タマモクマオウ

オーストラリア原産の常緑低木。沖縄に防風、防砂などを目的として植えられているモクマオウ(C.stricta)の仲間で、矮性タイプです。

葉は針金状で垂れ、寒さにはやや弱いですが比較的生長は早く、耐潮性があります。

葉色が濃いので、シルバー系の低木類やツワブキ、ディエテスなどの葉の形状がはっきりしているタイプと組み合わせると映えます。

日当たりと水はけさえ良ければ旺盛に生育しますが、植えつけ直後や高温乾燥時にはしっかりした灌水が必要です。

葉張りは1m以上になり、刈り込むと柔らかさが無くなるため、スペースを考慮して植えると良いでしょう。

Data

植物名
タマモクマオウ
学名
Casuarina nana(Allocasuarina nana)
区分
常緑低木
参考サイズ
1~2m

Casuarina nana(Allocasuarina nana)

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。