あったら嬉しい常緑果樹
ビワ
古くから親しまれている果樹。葉を乾燥したものもお茶や漢方の生薬として使われ、咳止めや利尿、健胃などの効能があります。種には毒性があります。
花芽がつきやすく、1本でも結実するので、常緑性の果樹としては柑橘類と並んで昔から親しまれています。
葉は濃緑色でやや重い印象になりがちですが、白い斑が入る品種もあります。丈夫で育てやすく、耐潮性もあり、鉢植えでも管理しやすいです。
耐寒性はありますが、冬に開花・結実するため、-3℃以下になると花や実に寒害の影響が出てしまうので、寒冷地で育てる場合は晩生(おくて)タイプを選ぶと良いでしょう。
花芽分化が夏に起こり、秋以降の剪定は翌年の花に影響が出るので、大きく切り戻す場合は春に剪定します。
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Data
- 植物名
- ビワ
- 学名
- Eriobotrya japonica
- 区分
- 常緑高木
- 参考サイズ
- 4~10m