可憐な花は優しい香り
ライラック
ヨーロッパではとてもポピュラーな花木で、フランスでは「リラ」と呼ばれ、日本の桜のような春を告げる花として親しまれています。
春~初夏にかけて香りのある白やピンク、紫の花を咲かせます。前年に伸びた枝先の両側(側芽)につくため、花は対になることが多いです。
水はけが良く肥沃な土壌で、日当たりと風通しの良い場所が望ましく、高温多湿にはあまり強くないので、暖地では真夏に西日が照りつけるような場所は避けた方が良いでしょう。
剪定は枯れ枝や込み入った枝を取り除く程度で大丈夫です。
カミキリムシが卵を産みつけ枯死することがあるので、幹に穴が開いていないか定期的に注意しましょう。
Data
- 植物名
- ライラック
- 学名
- Syringa vulgaris
- 他の名前・俗称
- リラ、ムラサキハシドイ
- 区分
- 落葉小高木
- 参考サイズ
- 1.5~6m