多彩で映える草姿

ニューサイラン

美しい草姿で園芸品種も多く、銅葉や紫葉、赤葉など葉色も多彩です。葉を折り曲げたり裂いたりしてアレンジしやすいことから、生け花やフラワーアレンジメントに利用されることも多いようです。

大きさや葉色の種類が豊富で、植栽帯のポイントには非常に使いやすい常緑多年草です。鉢植えにも向いており、テラスや庭のシーンづくりにも活用できます。

ニュージーランドの原住民の間では昔から、さまざまな形で利用されてきている有用植物で、花からは蜜を採取し、花茎で筏(いかだ)を編み、根は薬用にされています。特に葉からとれる繊維は、織物や縄、魚網などに使われていたため、ニュージーランド麻とも呼ばれています。

基本的にはグリーンとして楽しみますが、条件が揃い、株が充実すると初夏に株元から花茎を伸ばして花が咲きます。

水はけの良い土壌で、日向が望ましいです。性質は丈夫ですが、夏の乾燥に弱いので、灌水はしっかりと行います。耐寒性はありますが、暖地でも冬期に寒風が強く当たるところは避けます。

目立った病虫害もなく、手入れは外側の枯葉や傷んだ葉を取り除く程度です。年に2~3回、緩効性の肥料を施すと生育が良くなります。

Data

植物名
ニューサイラン
学名
Phormium
他の名前・俗称
マオラン
区分
常緑多年草
参考サイズ
50cm~3m

基本種 P. tenax 草丈1~3m
レインボークイーン P. 'Rainbow Queen'  草丈1~1.5m
プルプレウム P.tenax 'Purpureum' 草丈1~3m
クリームデライト P.cookianum 'Cream delight' 草丈1~1.5m
ブラックアダー P. cookianum 'Black Adder' 草丈80cm~1.2m
ドワーフ バリエガタ P.Dwarf Variegated 草丈60~90cm

Phormium

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。