オーナメンタルなシダ番長

オシダ

日本に自生する大型のシダ。落葉樹林等の林床によく見られ、植木としても流通しており、ワイルドな日陰の風景づくりなどに重宝します。

直径1m程にもなる放射状に大きな葉を広げる姿がオーナメンタル。

庭の植栽でよく使うシダの中でも番長的な存在で、
他のシダはいくつか寄せて植えて緑のボリュームとしてや背景として使う事が多いですが、
オシダはしっかり1つ1つの形がわかるような植え方をして、目立たせて使うことが多いです。

”雄羊歯”の名前の通り男性っぽさを感じる”かっこいい”という言葉が似あうシダです。
生育環境こそ違いますが、アガベやユッカなどにも通じる雰囲気を感じます。

基本的に落葉性で冬は葉を落としますが、暖冬の年や環境によっては翌年の春まで緑の葉を残すことがあります。
その場合でも新しい葉が出てくると古い葉は枯れます。

全く日の当たらない日陰だといまいちうまく育たないことが多いです。半日陰や木漏れ日のような明るめの日陰が好きなようです。

土壌環境は適度に水捌けのある環境だと元気に育ってくれます。
自生している場所でも、水のとどまるところというより傾斜面など水捌けのよい場所によく見られます。
植える際は腐葉土やバーク堆肥などを多めに漉き込んであげるとよいです。

kensuke-watanabe

Data

植物名
オシダ
学名
Dryopteris crassirhizoma
区分
半常緑多年草
参考サイズ
0.6~1.0m

(5月上旬、東京都23区)
株が古くなってくると基部がしっかりしてきて若干の立ち上がりが出来てくる(4月上旬、東京都23区)
新芽(5月上旬、神奈川県方東部)
落葉樹林床の群生(5月中旬、新潟県)

Dryopteris crassirhizoma

Last Modified at / Published at

植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。