安定の白花グランドカバー
イベリス センペルビレンス
南ヨーロッパや西アジアが原産で、日本には1930年頃に渡来し、斑入り種や八重咲き種など様々な園芸品種も育成されています。こんもりと咲く様子が砂糖菓子に例えられたことから、キャンディタフト(Candytuft)とも呼ばれます。
イベリスは一年草や多年草などがありますが、本種は半低木状となる多年草タイプで、4~5月頃に白い花が咲き、花期も比較的長いです。
寒さには強いですが高温多湿での蒸れで傷むため、立ち上がった花壇や鉢植えなど、日当たりと水はけの良い場所に植えると良いでしょう。
生長するとやや下垂し、こんもりとまとまりながら伸びるので、剪定などはあまり必要ありません。日当たりが悪いと花付きが悪くなります。
植栽帯なら中低木の株元など、グランドカバーとして使うと良いでしょう。
Data
- 植物名
- イベリス センペルビレンス
- 学名
- Iberis sempervirens
- 他の名前・俗称
- トキワナズナ、トキワマガリバナ
- 区分
- 常緑多年草
- 参考サイズ
- 20~50cm