パンダ風配色がかわいい
タスマニアビオラ
オーストラリア南部原産のスミレ科スミレ属の多年草で、パンダスミレ、ツタスミレなどの呼び名で流通しています。グラウンドカバーとしてはもちろん、寄せ植えやハンギングなどで楽しむこともできます。
ランナー(親株から地上に蔓を伸ばして子株をつくる、蔓の部分)でマット状に広がり、踏圧には弱いですが芝が育たない条件下でも育ち、初夏から夏にかけえて紫と白の花をぽつぽつと咲かせる優秀なグランドカバーです。
湿り気のある肥沃で水はけの良い土壌が理想ですが、耐性もあるので極端な土壌でなければ生育可能です。
日が強く当たるところよりも、午前中だけ日が当たるところや木の下などの半日陰くらいの条件のほうが生育が良いです。適度な生育スピードなので、メンテナンスもほとんどかかりません。
耐寒性はありますが、冬は葉が少なくなり傷みます。スミレ類が好きなツマグロヒョウモンという蝶の幼虫が葉を食害する事があります。また、風通しの悪い場所だとアブラムシがつき、スス病を併発することもあります。
Data
- 植物名
- タスマニアビオラ
- 学名
- Viola banksii
- 他の名前・俗称
- ビオラ バンクシー、ツタスミレ、パンダスミレ
- 区分
- 常緑多年草
- 参考サイズ
- 10~15cm