開花が湿度のバロメーター

レウコフィルム フルテッセンス

北米原産のゴマノハグサ科レウコフィルム属の常緑性低木。優しい色あいのシルバーリーフは切り枝としても楽しめます。

シルバーリーフが特徴的で、夏~秋にはピンクの花をつけます。湿度を感知して花を咲かせるため、バロメーターブッシュとも呼ばれます。

寒さにはやや弱く、関東南部以西で路地植えが可能です。日向を好み、夏の強い日差しや乾燥にも強く、砂地や塩分の多い土壌でも育つため、多肥や肥沃の土地には向いていません。比較的丈夫ですが過湿には弱く、冬期は半分ほど落葉します。

新芽にアブラムシや夏にハダニがつくことがあるので注意します。剪定は伸びすぎた枝を整える程度で大丈夫です。肥料は必要ないですがアルカリ土壌を好むため、石灰系の改良材を施すと良いでしょう。

Data

植物名
レウコフィルム フルテッセンス
学名
Leucophyllum frutescens
他の名前・俗称
二―オンテキサスセージ
区分
常緑低木
参考サイズ
1~3m

Leucophyllum frutescens

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。