Works 089
リノベーションしてお住まいの一戸建てのお庭スペースのご提案。
高い擁壁に囲まれ、擁壁からの雨水が敷地内に溜まってしまい、スペースはあるものの、なかなかお庭として使えていないという事で、ご依頼を頂きました。
雨水が溜まりやすい掃き出し窓の前のスペースは、土壌改良を行った上で、床レベルが一段高いウッドデッキを設けました。
ウッドデッキには造り付けのベンチを設置し、ご家族やご友人が集る事ができる空間にしました。
道路の方が建物より高い関係で、覗き込める様な立地だったので、目隠しとしてウッドデッキ部分にパーゴラを設置しました。
加えて、周りに背の高い樹木を植える事で、歩行者の存在感を和らげ、植物に囲まれたプライベートなスペースになるよう計画しました。
パーゴラには、目隠し機能に加え、植物が絡む支持物として、さらに吊り輪やブランコを吊るす事で、お子さんがのびのび遊べるお庭としての役割も担ってくれています。
竣工時に仕込んでおいたキヅタが徐々に擁壁を登ってきて、少しづつ擁壁全体の緑化が進んでいます。
家族の成長と共に変化していき、多くの時間を共にする事で、家族皆さんの記憶に残るお庭になっていってくれる事を願っています。
- Date:
- 2020
- Area:
- 65m2
- Type:
- 戸建リノベーション