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REFACTORY antiques POPUP

埼玉県飯能を流れる入間川の渓流のほとり。市街地から山間へと空気が入れ替わり始める場所にREFACTORY antiquesはあります。

そこに並ぶのはオーナーの渡邉優太さんがセレクトし手を入れ’仕立て’られたモノたち。

作られた地域、年代、用途は多岐に渡り、それぞれに個性を感じさせるモノたちですが、不思議とどこか同じ表情をしているようにも感じられます。

渡邉さんをはじめ古道具を扱う人たちの話の中で、よくセレクトしてから店頭に並べるまでの過程を’仕立てる’という言葉で表現されることがあります。特に渡邉さんのその言葉、そしてその言葉とつながる前後の言葉たちをまとめると’読み取る’という姿勢が浮かび上がってきます。

そのものが今まで経てきたストーリー、そこから今自分の手元にあるというストーリー、そしてこれから紡がれてゆくであろうストーリーそんなことに想いを馳せ、それぞれに関わる人たちの思いを’読み取る’という事。その姿勢は柔軟でありながら、真摯であることに頑固さを感じさせます。その頑固さがきっとREFACTORY anntiquesに並ぶモノたちの表情となって現れているのかもしれません。

今回はそんなREFACTORY antiquesさんのモノたちの中で、背景に植物の温もりを感じさせるモノ、植物と合わせることで新たな姿を感じていただけるようなモノを中心にSeedingへお持ちいただき、ポップアップフェアを行います。Seedingの植物と併せて、日々の暮らしに植物の溶け込む時間の提供が出来ればと思っております。

会期:6月21日~7月1日(火、水、木曜日定休) 13:00~18:00
会場:Seeding store 東京都目黒区自由が丘3-7-7 BROCANTE 2F

会期中は植物とモノのコーディネートをご自身で楽しみながらご購入いただけるようなワークショップも企画しております。※詳細別途
梅雨の瑞々しい緑の時期、暮らしに溶け込む植物の姿を探しにお出かけください。

REFACTORY antiques渡邉さんより

REFACTORY antiquesが扱う古道具やインテリアはそれを手にした人がのちに、自由に楽しむ余地が残されています。今回Seedingのフィルターを通して植物とのアレンジを楽しみながら自然な風合いを気軽に暮らしに取り入れ、身近に感じられる工夫を提案します。

REFACTORY antiquesで今回用意させていただくアンティークは主に大正~昭和初期にかけてのmade in japan。作った手の痕跡が残るそれらは工業製品でもありながら工芸的な手仕事を感じさせてくれるようなものを取り揃えました。古い理化学のガラスや昔の店舗や公共事業などで使われていた家具などは国や年代を超えたアノニマスな美しさがあります。時代背景を感じながらも、現代の暮らしに溶け込むように仕立て直しをして、そのものの良さだけではなく、植物を通して気持ちに届く日々の時間を提供できればと思っています。

Author

kensuke-watanabe

BROCANTEのガーデンプランナー。 ''Seeding''ディレクター