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コンフィチュールを楽しむ

すっかり一般的になったコンフィチュール。ゴロゴロと入ったフルーツの素材感を楽しめて、見た目にも色鮮やかで、この瓶を目の前にするだけで心躍ります。

Seedingでも、湘南・茅ヶ崎にあるパティスリー【MAISON BON GOUT(メゾン ボン グゥ)】さんの数あるコンフィチュールの中から、お庭で育てるられる植物を使ったものを中心に、お取り扱いさせていただいてます。

しかし正直、ジャムで育った私には、いまいち違いがわからずにいました。
なんとなく、ジャムよりさらっとしていて、果物の形がわりと残っていて、果物以外にハーブなども入っている… そんな感じの印象です。

調べてみると、コンフィチュールの語源はフランス語の コンフィット(confit) 。「砂糖や酢、あるいは油などに漬ける」という意味から来ていて、もともと保存食として作られたものだそうです。

砂糖で果汁を浸出させて、果汁だけを煮詰めた後に果肉を漬けるのが一般的な作り方。だからゼリー状になるまで煮込むジャムよりも果物の形状が残っていて、さらりとしているのですね。

仕上げに野菜やハーブ、香辛料などフルーツ以外のものを加えていたり、ジャムよりも砂糖が控えめなものも多いようです。

楽しみ方もいろいろ。パンやクラッカーにつける、スコーンやパンケーキに添えたり、ヨーグルトやアイスクリームにかける、紅茶に入れるなどは、ジャムでもお試しの方も多いかと思いますが、コンフィチュールは炭酸水で割るのもおすすめ。

キウイとオーガニックミントを使ったメゾン ボン グゥさんの「コム ディアボロ マント」なら、ゴロっとキウイの果肉と爽やかなミントが広がる、暑い時期にもピッタリのドリンクに。おウチでミントを育てている方なら、さらにフレッシュミントの葉を加えてもいいですね。

番外編で、お料理好きな方でしたらサラダのドレッシングに取り入れてみるなんて、いかがでしょうか。

濃厚な味わいで、そのまま食べてもとっても美味しいメゾン ボン グゥさんの「パッションアプリコ」を、サラダにかけても美味しいかも!と、Seedingスタッフが酢とオリーブオイル、塩を少々加えてドレッシングにしてみました。

買ってきた野菜にささっとかけて、出来上がり!

パッションアプリコの爽やかな甘みが際立つ、目にも鮮やかな美味しさです。サラダにフルーツ感を足したいときにも、ちょうど良いかなと思います。たまにはこんな使い方も、いいですね。

旬のフルーツやハーブの美味しさが詰まった、魅力的なコンフィチュール。さらっとした食感で食べやすく、果実感も存分に味わえます。

まずはコンフィチュール自体の美味しさをお楽しみいただきつつ、そこから皆さんの"美味しい楽しみ方"を見つけていただけたら嬉しいです。

 

photo by tamie miyashita