街を彩る夏の花

キョウチクトウ

地中海沿岸、西アジア、インドなどが原産の常緑の低木~小高木です。漢名では「夾竹桃」と記され、葉が竹のように細く、花が桃に似ていることが由来のようです。

日本へは江戸時代に渡来しており、大気汚染への耐性があるため現代では街路樹として多く用いられています。非常に丈夫で耐潮性もあるので、海岸沿いでの使用も多いです。

セイヨウキョウチクトウ(N.oleander)の変種がキョウチクトウとされることが多く、明確な違いを判断するのは難しいです。改良品種も多数あり、白やピンク、赤、黄、橙色などの花色の他、八重咲き種や斑入り種もあります。花期は6~9月と長く、寒さには弱いです。

ぺチートサーモンなどの矮性種は、大きくならないのでメンテナンスもほとんどいらず、おすすめです。

全草に毒性があるので、扱う際は注意しましょう。

<2026.04.20 記述>
施工後3年程度のキョウチクトウの写真は、以下の事例で植えたものです。
>>【Projects】Casablanca Pool House
(※BROCANTE HPへリンクします)

耐潮性が強く、大きくなって潮風からの防風になり、他の植物の生育が格段に良くなりました。

yukihiro-matsuda

Data

植物名
キョウチクトウ
学名
Nerium oleander var. indicum
区分
常緑低木
参考サイズ
1~5m

ぺチートサーモン N.oleander 'Petite Salmon'
アルバ N.oleander 'Alba'
施工後3年程度のキョウチクトウ(神奈川県鎌倉市)

Nerium oleander var. indicum

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。