芝生がダメなら
ダイコンドラ
芝生の代わりになるものってないですか?とよく聞かれます。
緑の絨毯のような芝生は、庭を持てば憧れます。
芝生を育てるうえで日当たりと水はけの良さは必須ですが、
その条件をクリアするのは住宅地だとなかなか難しいです。
そんな時にこのダイコンドラをお勧めすることが多いです。
直径2~3センチの丸い葉が地下茎で伸び、成長も比較的早いので種からでも育てやすいです。
半日陰はもちろん、比較的水はけが良い土で湿り気を保つと密度は薄くなりますが日陰でも結構いけます。
銀白色のシルバーフォールズは、日当たりの方がよく、日が差さないと無くなってきてしまうので、日当たりが悪いなら緑の基本種がお勧めです。
芝生と違って踏圧には弱いので、動線になる部分には向きませんが、石やレンガなどの舗装材を広めの目地で敷いて、
目地に広がるようにするとナチュラルな小道になります。
発芽の適温とその後の活着を考えると種を播くなら春と秋が向いています。
それ以外の時期なら流通しているポット苗を40~50センチ間隔で植えると半年~1年で覆われてきます。
画像のようにしっかり広がってくると雑草も生え難くなりますが、それまでは雑草はこまめに抜いて、緑の絨毯を目指しましょう。
Data
- 植物名
- ダイコンドラ
- 学名
- Dichondra
- 他の名前・俗称
- ディコンドラ、アオイゴケ
- 区分
- 常緑多年草
- 参考サイズ
- 0.05~0.1m