初夏~秋を彩る
ランタナ
熱帯地域原産で、日本では小笠原諸島などに分布しています。鮮やかな色の花は開花期間が長く、鉢花やポット苗としてもよく流通しています。
常緑性の低木で、初夏から秋にかけて赤、黄、ピンク、白などの花を長期間つけます。日本には江戸時代に渡来し、花色が黄や橙色から赤に変わる品種(L.camara)がシチヘンゲと呼ばれ、現在はその園芸品種なども含めてランタナと呼ばれています。
やせ地でも育ち乾燥にも強いため、熱帯地方では畑地を荒らす雑草とされています。やや寒さに弱く、寒さが厳しくなると落葉したり枝先が枯れ込むので、暖地でも軒下や霜が降りにくいところのほうが傷みにくいです。
花色が暖色系で明るいため、トロピカルな演出もできます。生育は旺盛なので、サイズを維持するには年に1~2回は剪定が必要です。
Data
- 植物名
- ランタナ
- 学名
- Lantana camara(L.hybrida)
- 区分
- 常緑低木
- 参考サイズ
- 1~1.5m