美しき濃灰緑
コトネアスター グラウコフィラス
中国、ヒマラヤ原産の低木を中心とした常緑/落葉種で50種ほどあるバラ科の植物、コトネアスター。グラウコフィラスは常緑でコンパクトにまとまって生長するため、管理しやすい品種です。
比較的密な状態で1m程度にこんもりと茂るタイプで、他にはない濃灰緑の色あいが美しく、植栽帯でのグリーンのコントラストを楽しめます。
初夏に白い花を咲かせ、秋冬には(食べられませんが)赤い実をつけ、葉色はさらにグレーを帯びていきます。冬期は寒さが厳しいと落葉しますが、関東以南では冬も越せています。
基本的には冷涼な気候を好み、日当たりが良く、水はけの良い土壌が理想ですが、高温下の多湿さえ注意すれば活用範囲は広いです。実の量は減りますが、半日陰でも問題なく生育します。
丈夫で目立った病虫害も無く、形を整えるために刈り込んだり、枝先を詰めていく程度で良く、派手さはありませんが安定感のあるグリーンとして活用できます。
鉢植えの場合は、堆肥などを混ぜた砂壌土や赤玉土に植えると良いでしょう。
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Data
- 植物名
- コトネアスター グラウコフィラス
- 学名
- Cotoneaster glaucophyllus
- 区分
- 常緑低木
- 参考サイズ
- 0.5〜1.5m