見てよし、食べてよし、過ごしてよし。
ブドウ
季節が良い時期は緑陰をつくるパーゴラの下で読書をしながら、ゆっくりとした時間を過ごし、秋には実りを授かる。
庭で過ごす豊かな時間には欠かせない樹木の一つ。
5月を過ぎると、外でも日当たりが良いところはかなり暑くなるので、遮光は欠かせません。
タープやオーニングも良いですが、緑陰になり、実も収穫できるブドウは優れものです。
成長は早いので、狭いスペースなら、まめにカットは必要ですが、しっかりした木陰を約束してくれます。
冬は葉を落とし日差しを通すので、リビングに面したような場所のパーゴラでも活躍します。
壁に這わせても、単独で太い幹状に仕立てることもできます。
品種によっては6月頃からべと病や灰色カビ病等、菌類の病気が発生することもありますが、発生した葉をできるだけ取り除き広がりを抑えれば、家庭では十分に楽しめます。キャンベルやデラウエアは育てやすく、病気も少ないので、気になる方は果実のおいしさよりも強さで選ぶと良いかもしれません。
事務所にもほったらかしのキャンベルが植えてあり、樋を勝手に蔦って資材置き場に広がり、全く何もせずに毎年沢山の実をつけてくれます。
ただ、収穫時期を待っていると晩腐病が発生して、実の半分くらいが傷んでしまうため、収穫せず何となく見過ごしてそのままになってしまっていることも多いです。
見かねたスタッフが以前に干しブドウにしてくれたのですが、中々美味でした。
Data
- 植物名
- ブドウ
- 学名
- Vitis
- 区分
- 落葉
- 参考サイズ
- 5m~10m