メインになる銅葉

プルヌス ベイリーズセレクト

北アメリカ東部原産のバラ科の落葉樹 プルヌス ヴァージニアナ(Prunus virginiana)の銅葉品種です。サクラの近縁種で、春にサクラに似た穂咲きの花を咲かせる頃には緑葉ですが、初夏にかけて銅葉へと変化していきます。

新芽は緑色で、その後徐々に木全体が濃い銅葉に変わり非常に美しいです。

花は春に葉が出てから咲くため、桜とは違う美しさがあります。花後には房状に黒い実がなり、渋みは強いですが加工用として食用になります。

分類的には落葉低木ですが、単木または株立ちで6~7mくらいにはなります。

同属のコロラータよりも丈夫で、旺盛に伸び葉張りもでるので、広いスペースの植栽が望ましいです。葉が密になるので、枝を間引くような剪定を落葉期に行います。

Data

植物名
プルヌス ベイリーズセレクト
学名
Prunus virginiana 'Bailey's Select'
他の名前・俗称
チョークチェリー
区分
落葉低木
参考サイズ
3~7m

Prunus virginiana 'Bailey's Select'

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。