ナチュラルガーデンの代表選手

アオダモ

しなやかで粘りを持つ材質から、プロ野球の木製バットの素材としても知られており、関連イベントなどでアオダモを植樹している風景もよく目にします。

北海道~九州の日本各地に自生するモクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹です。涼しげな緑の葉や自然な枝ぶりが美しく、ナチュラルガーデンのメインツリーとしてよく用いられます。

近種で葉に鋸歯の無いマルバアオダモやヤマトアオダモなどがありますが、プロでも見分けがつきにくいため混同して流通している事も多いです。

春~初夏には木全体を覆うように小さな白い花をたくさん咲かせます。雌雄異株で、雄花だけをつける雄木と、雌しべと雄しべの両方を持つ両性花をつける雌木に分かれますが、花の全体的な印象は雌雄でそれほど変わりません。

株立ち状のものが多く流通しており、自然に広がる樹形や軽やかな葉姿で優しい印象です。生長は非常に緩やかで、すっきりとした細い幹は狭小スペースの植栽にも取り入れやすいです。剪定は混み合った枝を整理する程度で良いでしょう。

立地条件や環境の影響もありますが、植栽後数年でウイルス性の病気による枯死も起こる事が多いです。

Data

植物名
アオダモ
学名
Fraxinus lanuginosa f. serrata
他の名前・俗称
コバノトネリコアオタゴ
区分
落葉高木
参考サイズ
5~15m

Fraxinus lanuginosa f. serrata

Last Modified at / Published at

植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。