梅雨を彩る代表格
アジサイ
言わずと知れた、梅雨時期に美しい花を咲かせるアジサイ科の落葉低木です。奈良時代の「万葉集」にも登場するほど古くから親しまれていますが、日本原産のガクアジサイが西洋に渡って西洋アジサイとして華やかに品種改良され、日本に逆輸入されたことから人気となったそうです。
初夏~夏にかけて、見ごたえがある大きな花を長く楽しめる花木。自生種もあるため、日本の気候にも合い、全般的に丈夫で育てやすく品種も豊富です。
花色が変化し、夏以降も楽しめるセイヨウアジサイや花期が長い四季咲き性のタイプもあります。ヤマアジサイ系は比較的コンパクトに育ち、ガクアジサイ系は1.5m以上になり生育も旺盛です。
カシワバアジサイ系は2m以上になりますが、伸びが遅いため扱いやすく、アナベル系は剪定も気にせずに行え、管理しやすいです。
いずれも腐植質の多い土壌を好み、乾燥に弱いので鉢植えの場合は水切れに注意します。
剪定は、アナベル系は春以降伸びた枝先に花芽がつくため、落葉期に行っても開花に影響はありませんが、それ以外のアジサイ類は開花が終わるころには、翌年の花芽ができはじめるので行わない方が無難です。
株が大きくなりすぎた場合の剪定は7月中に行い、全ての枝を詰めてしまうと翌年花が咲かなくなるので、花が咲いた枝のみ切り詰めるようにします。翌年は切らなかった枝を切り詰め、徐々に小さくすると良いでしょう。
赤系花の発色を良くするには、苦土石灰などを施し、土壌をアルカリ性にします。青色系は逆の酸性寄りにします。
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Data
- 植物名
- アジサイ
- 学名
- Hydrangea
- 区分
- 落葉低木
- 参考サイズ
- 50cm~1.8m
(右)カシワバアジサイ スノーフレーク H.querecifolia 'Snow flake'