ダイナミックな木生シダ
ディクソニア アンタルクティカ
オーストラリアやニュージーランドなどに自生するディクソニアは、大きいものだと10mにもなる大型のシダ植物。こちらのアンタルクティカはそこまでは大きくはなりませんが、ゆったりと葉を広げる姿が美しく、ムード作りに一役買ってくれます。
リゾート感やエキゾチックな雰囲気を演出するにはおすすめの木生シダ植物です。
-5℃前後までの耐寒性はありますが、傷みは出るので、株が小さいうちは寒冷紗や藁などで幹の頂部が凍らないよう養生を行うと良いでしょう。
生長は遅く、幹の部分は1年に数cmしか伸びないですが、地植えにすると葉張りは1m以上になります。鉢植えにも向いています。
日向でも良いですが、日差しを受けると葉焼けを起こすので、明るい日陰が理想的です。
適度に湿った水はけの良い土壌を好み、水やりは幹の頂部にしっかり水がかかるようにたっぷり行い、葉全体にも与えます。気温が下がる11月以降は控えめにしますが、幹まわりには週に1~2回水やりすると良いでしょう。
Data
- 植物名
- ディクソニア アンタルクティカ
- 学名
- Dicksonia antarctica
- 他の名前・俗称
- ソフトツリーファーン
- 区分
- 常緑小高木
- 参考サイズ
- 2~5m