クセ強め。
ビバーナム リチドフィラム
大ぶりで深いシワが寄って垂れ下がり気味につく葉。
容姿にどことなくクセがある。
骨格となる緑のボリュームを作るうえで、そのちょっとしたクセがスパイスとして意外と効いてきたりするものです。
性質は強健で耐陰性も強く、日の当たる時間がほとんど無いようなところでも元気に葉を茂らせてくれます。量は減りますが花も付きます。
ビバーナム系の物は葉虫による食害が多くみられますが、同系のティヌスやダビディなどに比べると少ないようです。
根付きの浅い時期に寒さに当たると葉がしおれたようになる場合がありますが、枯れているわけではなく暖かくなり根が動き始めるとまた元気な状態になってくれます。
耐寒性自体は東京周辺の郊外地域で問題なく越冬しており、RHS(イギリスの王立園芸協会)HPでは-15~ー20度の耐寒性があると紹介されています。
まだまだ日本での認知が少ない植物ですが、イギリスのガーデンデザイナーJohn Brookes氏の30年程前の著書では既に、植栽の骨格に用いるのに有効な植物として大きく紹介されています。
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Data
- 植物名
- ビバーナム リチドフィラム
- 学名
- Viburnum rhytidophyllum
- 他の名前・俗称
- ビブルナム リティドフィルム、レザーリーフビバーナム
- 区分
- 常緑
- 参考サイズ
- 1.5~3m