印象よりも強健です
ピスタチア
実を食べるピスタチオとは別種の、ウルシ科ピスタチオ属の常緑低木。幹を傷つけると白い樹液が流れ、固まった樹脂状のものは香りがあり、古代には歯磨き用のガムとして利用されていたそうです。
葉が密にならず、柔らかい印象ですが性質は強健で、乾燥や潮風にも強く、目立った病虫害もありません。耐陰性もあるので、植栽帯の骨格として使う他、単体でも映え、用途は幅広いです。
雌雄異株でどちらも初夏に花が咲きますが、雌木にはその後に赤い実がつきます。
水はけの良い土壌を好み、寒冷地では越冬できませんが、暖地では冬期に銅葉に紅葉します。
伸びてきた枝を整えていき大きくしたり、主幹を立てて上部をボール状に刈り込むトピアリー仕立てにすることもできます。
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Data
- 植物名
- ピスタチア
- 学名
- Pistacia lentiscus
- 区分
- 常緑低木
- 参考サイズ
- 1~3m