どこかモダンな佇まい

ユーフォルビア ウルフェニー

原種が2000種以上あるユーフォルビアの中で、銀色の葉が美しいカラキアス系の代表種です。オーナメンタルな花を咲かせ、常緑性で年間を通して美しい葉色を楽しめます。

ブルーグリーンの葉が非常に美しく、春に黄色い小花が集まった大きなボール状の花をつけます。ユーホルビアの中では比較的丈夫ですが、高温多湿下の蒸れに弱いので、水はけの良い礫や砂が混じるような土壌が向いています。

他のハーブ類と同様、地中海性気候を好む植物は、株元を砂利で覆うだけでも蒸れが軽減され生育が良くなります。風通しの良い日向が望ましいです。

花後は汚くなるので、夏から秋口に花茎を株元で切り戻します。剪定時にカットした部分から乳液が出て、肌の弱い人はかぶれることもあるので注意が必要です。

病気はありませんが、アブラムシがつくことがあります。

Data

植物名
ユーフォルビア ウルフェニー
学名
Euphorbia characias ssp.wulfenii
区分
多年草
参考サイズ
60cm~1.2m

Euphorbia characias ssp.wulfenii

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植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。