Works 107

旗竿地のアプローチ。
隣地の建物との距離が近く、日の当たる時間帯が限られるため、明るい空間にしたいとのご要望をいただき、
高いフェンスなどは設置せずに、造作スチールフェンスと自然土を原料とした舗装材で抜けのあるアプローチを目指しました。
道路から玄関ポーチにかけての高低差も課題でしたが、階段の代わりに距離のあるスロープを採用することで、フラットに使える空間が広くなり、アプローチとしてだけではなく、駐輪スペース、お庭いじりをするスペースとして、ご活用いただいています。
また、高低差を利用して、コンクリートブロックで新たに土留めを作り、客土をすることで、隣地駐車スペースより高い位置に植栽エリアが設けられ、手摺ほどの低いフェンスと、低木が中心の植栽でも、緩やかなプライベート感のある場になりました。
隣地との距離が近いため、植栽の越境を配慮して、フェンスには細かいメッシュを張っています。



- Date:
- 2024
- Area:
- 30m2
- Type:
- 新築戸建