真夏の清涼剤

プルンバーゴ

南アフリカ原産の熱帯花木。花数が少なくなってくる夏の時期も、暑さに負けず涼やかな色あいの花を咲かせてくれます。

初夏~秋口までの長期間、爽やかな水色や白の手毬状の花を咲かせます。

分類的にはツル性ではないですが、茎や枝を他の樹木や構造物に引っかかり広がる性質(攀縁性/ハンエンセイ)があり、支持物があれば4m以上も上ります。

このため、フェンスや構造物などに絡ませてツルと同じような使い方や、擁壁や斜面の上から下垂させるような植え方も可能です。

水はけの良い土壌で日当たりが良い立地が望ましいです。暖地では葉が残りますが、寒さが厳しいと葉を落としたり、茶色くなったり枝枯れします。

生育は旺盛で暴れやすいので、刈り込んだり間引くような剪定が必要です。鉢植えにも向いています。

Data

植物名
プルンバーゴ
学名
Plumbago auriculata
他の名前・俗称
ルリマツリプルンバゴ
区分
常緑低木
参考サイズ
1~4m

Plumbago auriculata

Last Modified at / Published at

植物図鑑について

お庭と生活のお話をさせていただく上で、パートナーともいえる植物たちの事を、私たちなりに感じるそれぞれの良さや、付き合う上で知っておくとよさそうなこと等、観察の記録的な情報も交えながら紹介しています。

題名(植物名)
日本において一般的に用いられている名称です。他にも一般的な名称や俗称、学名の読み音の違いなどある場合は別途記載してます。
キャッチフレーズ
植物の名前は一回聞いて音では認識できてもどういうものか想像しずらいものが多いです。故に覚えずらくもあります。そこで、私たちなりにこの植物を表現する言葉を出来るだけ多くの人がイメージしやすいものと結び付けてあらわそうと試みています。昔の洋楽についていた邦題のような感じで、時には恥ずかしくなるようなダサさも漂いそうですが、何はともあれ興味を持っていただくきっかけとなれば良しと思っています。
学名
植物の中には呼び名が様々あったり、名称が重なったりするものがあるので、誤解を避けるため、どの植物を指しているかの基準とするため記載しています。
区分
東京近辺で見受けられる傾向として、季節によって葉がなくなるか無くならないか大まかな傾向を表記しています。なので学術的な表記とは異なり、あくまでも実用上の目安とするための独自の情報とご理解いただければと思います。
参考サイズ
植栽をしたときに、植物の魅力を感じられる又は剪定を行いながら無理なく管理できるお勧めのサイズ感を表記しています。