白く美しい小さな手毬
コデマリ
江戸時代以前から庭木として植えられてきたバラ科の落葉低木。生け花の花材としても親しまれてきました。
4~5月頃、枝垂れた枝に沿って手毬状の白い花をたくさんつけます。葉の色はやや青みがかり、株から立ち上がった枝は上部で放射状に広がるので、柔らかい印象になります。
性質は強健で、適度な湿り気のある水はけの良い土壌が理想的です。
剪定は枝先を詰めず、古くなった枝や小枝を下部から切り取って間引くようにすると樹形が乱れません。冬期に緩効性の肥料や堆肥などを根まわりに鋤き込むと病気になりにくいです。
葉に白とピンクの斑が入るピンクアイスや、黄葉種のゴールドファウンテン(S.×vanhouttei 'Gold Fountain')、八重花のヤエコデマリ(S.×cantoniensis var.piena)などもあります。
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Data
- 植物名
- コデマリ
- 学名
- Spiraea cantoniensis
- 区分
- 落葉低木
- 参考サイズ
- 1~2m