列植でも1本でも使えます
アデク
中国南部や台湾、日本では九州南部~沖縄などに自生しており、庭木や生垣、コンテナ植え、盆栽としても親しまれている常緑樹です。材が非常に硬いため、家具などにも加工されます。
学名のbuxiholiumはボックスウッド(セイヨウツゲ)の葉に似ていることが由来です。
自生地では高木としてかなり大きくなりますが、関東圏ではそれほど高くならず、横に葉張りが出ます。初夏~夏にクリーム色の花が咲き、その後、食用になる5~10mm前後の黒い実をつけます。新芽は薄い赤みを帯び、ツゲのような細かい葉が密につきます。
列植して目隠し用の生垣などに向いていますが、1本で仕立て、ボリュームのある目隠し用樹木としても活用できます。
風通しが悪いとアブラムシがつき、すす病を誘発する場合がありますので注意しましょう。
Data
- 植物名
- アデク
- 学名
- syzygium buxiholium
- 区分
- 常緑低木
- 参考サイズ
- 3~10m