とっても身近な愛され植物
アベリア
公園や街路にもよく植栽されている、常緑性のアベリア。花はもちろん、斑入りなど葉の観賞価値の高い品種もあります。
一般的にアベリアというと本種を指します。庭では骨格的に使ったり、生け垣に利用したりできます。性質は強健で、乾燥にも強く、移植も容易です。目立った病気や害虫被害もほとんどありません。寒さに弱いと言われていますが、冬期に-7〜-8℃まで下がる軽井沢でも成長しています。
耐寒性は強いですが、寒冷地では葉を落とします。株元から強い新枝が伸び、やや暴れるので刈り込んで整えます。
花期は初夏から秋口までと長く、芳香のある白い花をつけます。
寒さにはやや弱いですが、大きさが70~100cm前後でおさまるコンパクトなタイプも多いです。季節で色変わりする黄斑のカレイドスコープ(A. × grandiflora 'Kaleidscope')や、クリーム色斑入り種のコンフェッティ(A. × grandiflora 'Confetti')なども、手がかからず初心者にはおすすめです。
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Data
- 植物名
- アベリア
- 学名
- Abelia × grandiflora
- 他の名前・俗称
- ハナツクバネウツギ、ハナゾノツクバネウツギ
- 区分
- 常緑低木
- 参考サイズ
- 1~2m

